HOME料理の基礎知識 > 包丁の使い方

包丁の使い方

調理道具の中でも、欠かせないモノの一つが“包丁”です。包丁にも、万能包丁である「牛刀」を始めとして、小型の「ペティナイフ」、「出刃包丁」など数多くの種類があります。料理をする上で、包丁は必ず使用しますから、扱い方を覚えておきましょう。

まず、持ち方ですが、基本は卓刀式と呼ばれる持ち方を使います。卓刀式では人差し指を伸ばして包丁の背中(峰)に乗せ、残りの手で包丁の柄を掴み、材料を切っていきます。卓刀式以外にもいくつか持ち方がありますが、それらは硬いものを切るときなどに使います。

そして包丁で材料を切る時の注意点ですが、材料を押さえつける手は“猫手”を心がけてください。正確に説明すれば、指を第一関節から内側に曲げるようにして指先を出さないようにします。これは包丁を使う時に、怪我をしないようにするための方法です。

包丁を置くときの注意点

材料を切り終えて、包丁をしばらくまな板の上に置いておく場合があります。この際に注意して欲しいのが、包丁の刃を自分または人に向かない方向に向けて、少し離れた場所に置くようにすることです。これもまた、材料を持つ時と同じように、怪我をしないようにする配慮となります。包丁は刃物ですから、それを扱う人は最大限の注意を払わなければなりません。