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揚げる

「炒める」に対し、より多くの油を使うのが「揚げる」という調理法です。高温の油の中で、食材を短時間で加熱していきます。

この調理法の最大の特徴としては、他の調理方に比べて、かなりの高温で調理する点が挙げられます。150~200℃の油の中で食材を熱しますから、食材の栄養素は断然壊れにくく、肉・野菜問わず柔らかく仕上げることが出来ます。また、多量の油に晒すため油の吸収が多く、香ばしい風味が付くのも特徴です。

「揚げる」ことは熱した油を使う関係上、他の料理法と比べて危険度が高いです。油の量は、鍋の7分目位と溢れない程度に抑え、材料も油がはねないよう静かに入れなくてはなりません。鍋も中華鍋や天ぷら鍋など“底の深め”なモノを使い、小さい鍋を使うのは避けましょう。また、使い終えた油の処理にも注意を払わねばなりません。